産業カウンセラー、実技試験はどんな内容?

産業カウンセラーの実技試験が免除にならなかった場合は、学科試験の1週間後に実施される実技試験を受ける必要があります。今回は実技試験の内容と心構えをご紹介します。

まず当日は男性は、女性ともにスーツや、最低限ジャケットは着て行った方がいいでしょう。足元も革靴やパンプスで。

というのも、会場に行くと、多くの人が正装で臨んでいますので、「こんな服装でよかったかしら」と不安になるくらいなら、最初からきちんとしていきすぎるに越したことはないと思います。時間も早めに会場入りして、落ち着いて実技に臨めるようにしましょう。

ロープレは8分です。受験生2名が一組となり、交互にクライアントとカウンセラー役を行うスタイルですので、相手の方の相談内容次第、つまりは運による部分も多いです。自らの実技の振り返りや、質疑応答の時間がありますので、ここで話すことは普段の自分の実技の傾向などから、ある程度想定問答を用意して臨むことを強くオススメします。

以下は受験者の体験談です。

受験者はおそらく午前2回、午後2回の4回に分けて招集され、約40名を一組としている模様。最初に大会議室に集合し、注意事項等の説明を受け、そのあと試験会場へ案内されるそうです。この時も2回に分かれ、後半組は30分待ちとなる。試験会場は小会議室程度の広さ。試験会場前に案内されると、注意事項及びクライアントになった時に話すテーマが書いてあるファイルがあり、読むように指示が出る。

話すテーマ

  • 仕事について悩んでいること
  • 家族のことで悩んでいること
  • 自分の性格のこと

試験官は2名。試験の流れは、2名一組でカウンセラーとクライアントを交互に行う。じゃんけんをして、勝ったほうが先攻後攻を選ぶ。ロールプレイは8分、終わり次第役入れ替えて実施する。場面構成は終わっている前提で開始する。

振り返りでは主訴は何か、カウンセリングでできたこと、できなかったこと(よかったこと、改善点という聞かれ方も)を約1分聞、交互に聞かれる。ロールプレイ以外の質問を交互に聞かれる(約2分)

  • 養成講座で習ったことは何か
  • 資格取得後はどのように生かしていきたいか
  • 養成講座を受講した理由はなんですか
  • 養成講座を受講中何が一番大変だったか
  • どんなひとが苦手です

いかがでしたか? やはり、質問に対する回答は、短すぎず、長すぎず答えられるように、事前に回答を頭にイメージしていった方が良さそうです。

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